名工が拘わり抜いて創る逸品
技が冴える、匠のための道具
フジショップでは、大工道具・のみ・鉋・彫刻刀・小刀・玄翁 その他日本伝統の打刃物、鍛冶職人のより良い品物、道具を取り扱っております。
田斎鑿製作所、清久手づくり鑿製作所、舟弘刃物製作所、碓氷鉋製作所、石堂輝秀鉋製作所、小倉彫刻刃物製作所、道心斎正行、国慶池田鑿製作所、長弘田中一郎、千代鶴貞秀、永桶菊弘丸刃物製作所、圭三郎鉋打刃物製作所、山本鉋製作所、中野武夫、水野鉋製作所、磯野信夫、宗家大内鑿製作所、常三郎
※下記でご紹介する商品は、お問い合わせ、またはご来店時に完売している場合もございます。ご了承いただけますようお願いいたします。
「山源別誂」表記の田斎作の鑿、鉋は名匠田斎さんが当社のために製作してくださった山源特別の誂え品であり、全てに田斎作である刻印と山源オリジナルの刻印が入っています。
いずれも本物の価値がある名品です。切れ味、使い良さ、そして装飾性を追求する、現在の名工、田斎作の鑿、鉋です。
昭和14年、新潟県三条市生まれ。昭和27年(12才)初代佐藤栄としに住込み弟子として入門。昭和35年(20才)住込み年期明け通い職人となる。昭和50年(36才)独立開業、現在に至る。
地金は古鉄、鋼は青紙を使用しています。
鑿の肌に無数の模様と凸凹を出すことにより、他では真似できない独自の木目の仕上がりになっています。手で叩いて模様を出しておりますので、同じ模様は二つとありません。
木目造りとは、地金(古鉄)を何回も合わせ打ちをして、文様をつくります。大変な手間と時間を使い、独特の美しい文様を出します。
地金は古鉄、鋼は青紙を使用しています。
田斎作の鑿で、最もポピュラーな仕上げで、鑿の表面はバフ仕上げになっています(昔はヤスリ仕上げ)。
地金は古鉄、ハガネは青紙を使用しています。
田斎作の鑿で、一番人気のある 仕上げです。鑿の表面は全面ヤスリ仕上げで、表はセン仕上げにして磨いています。
「風雪」銘は田斎さんが少しでもお値打ちな価格で販売するために用意したブランド銘です。
鋼は従来の「青紙特殊鋼」と違い「白紙一号」を使っています。
昔、武士は自分の魂といわれる刀を常に帯刀していた事にちなんで「脇差し鑿」と名付けられた鑿です。
仕事の際に、常にそばに置いて頂き、末長くご愛用頂けるよう、田斎氏の経験を生かし、心を込めて製作された鑿です。
菖蒲の形が刀の形に似ている事、清々しい香りを感じる事から、古来より邪気を払う植物として伝わっており、縁起が良いとされている事からこの名前を付けました。デスクなどに置いて使って頂けるよう専用のケースに入れ、小刀(刀子)としては持ちやすい大きさ・形にこだわり製作致しました。この道六十有余年、培ってきた経験を生かし、心を込めて製作を致しました。(作者コメント)
地金は錬鉄、鋼はオリジナル炭素鋼を使用しました。鍛造、焼き入れはオール松炭。切れ味が違います。
人気の高い舟弘鉋の中で、デザイン的魅力が高く、鋼においては最高純度の炭素鋼を使用しており、地金は錬鉄(古鉄)を使用して大変研ぎやすく使いやすい鉋に仕上がっております。
デザイン、品質とも文句なしの鉋ですので是非お使いになってみてください。台入れは若さあふれる、小吉屋さんが台入れをいたしております。保湿効果の桐箱入り。
三木の若手鉋鍛冶で代々の鍛冶ではない自分の道具を作りたくて鉋鍛冶に弟子入り、現在は独立して作品を作っています。今では、切れる、使い良いと評判の若手の職人です。
この「晩年の夫婦鉋」の千寿翁・萬寿翁は、先達者の教えと碓氷さんの長い経験により得られた技術、技法を結集し、鉋としての機能を出来るだけ発揮すべくつくられた特別な限定品です。
千寿翁
東郷鋼0号の中で一番良いと思われる鋼の成分を少し改良し研ぎ易く永切れする様に硬い副炭化物を細かくし、耐摩耗性と強靭性を発揮するバナジウムと、焼入れ深さを増し高温加熱において鋼の結晶粒の粗大化を防ぐモリブデンを少し入れてエレクトロスラグ溶解法で日立金属株式会社から製鋼していただいた青紙スーパーY鋼です。
萬寿翁
昔から炭素鋼としては有名なサンドビックの鋼で平成初期に製鋼していただいた鋼で炭素量は1.25%位で純度は非常に良く炭化物も細かく均一に分布しておりますのでムラのない切れ味で永続きすると思います。主に軟材用に適しております。